ツシマヤマネコの繁殖活動をご紹介します

ツシマヤマネコの繁殖活動について飼育員からレポートと動画が届きましたので,ご紹介します。

今年もツシマヤマネコの繁殖の季節がやってきました!

ツシマヤマネコの繁殖期は冬から春にかけて、1月から3月に交尾をして4月から6月に1~3頭の赤ちゃんを出産します。(例外もあります)

福岡市動物園では今年はオス3頭,メス4頭の合計7頭のツシマヤマネコの中からペアリングを行います。

ペアリングとは通常,一部屋に一頭ずつ生活しているヤマネコを「見合い」,「ニオイつけ」「同居」を行い,その中から相性が良いペアを見極めて繁殖につなげます。

12月まで獣舎で展示していた「むー」も今年3才になりました。現在は,繁殖棟に移動して,繁殖活動に参加しています。若いので今年は繁殖に期待しています!

今回はオスの「ゴンタ」(「ヤナギゴンタ/ちから」)を紹介したいと思います。



「ゴンタ」は2006年7月25日,長崎県対馬の上対馬町河内で保護されました。
対馬野生生物保護センターでは「ヤナギゴンタ」と名付けられました。
2010年3月に九十九島動植物園に移動。そこで,「ちから」と命名されました。
その後,2013年10月に福岡市動物園へやってきました。福岡市動物園では,なぜか?飼育員は「ゴンタ」と呼んでいます。

食いしん坊な「ゴンタ」は餌の時間になると真っ先にとんできます。警戒心の強いツシマヤマネコですが,「ゴンタ」は飼育員を見てもあまり逃げません。

そんな「ゴンタ」の日常をご覧ください。

映像は,飼育員とのちょっとしたコミュニケーションで,ほうきの先にじゃれあう姿です。動画では,ちょっと嫌がられているようにみえますが,普段は嫌われないようにコミュニケーションをとっています。

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