オランウータン「ミミ」「ドーネ」のお試し同居(その2)

当園のオス「ミミ」との繁殖のため、
いしかわ動物園から7月に来園したオランウータンのメス「ドーネ」。

オス「ミミ」とのペアリングに向けて、
11月から休園日に同居トレーニングを始めていますが、その後の様子をお伝えします。

運動場に出てすぐ、ドーネはミミを確認すると、ミミの方へと進みました。
近くに寄ろうとしなかった1回目よりもミミに慣れたのでしょうか。
しかし今回はミミの方があまり積極的ではなく、ドーネの接近に興味を示しません。

そんなミミを置いて、あっという間にドーネは塔に登ってしまいました。
後は前回と同じように、一定の距離を保っています。

ミミものっそりと動き、ドーネのいる場所まで移動しようとはします。

それに合わせてドーネがお気に入りの一番高い塔のいつもの場所へ。
(最近は、暖かいのかこの場所で過ごすことが多いのです)

前回よりも2頭の距離は広がり、1枚の写真には納まらないほどに…。
しかし、ミミの姿が見えなくなるときょろきょろと辺りを探すそぶりのドーネ。

そして、またミミが見える角度にくると身をひそめる、の繰り返し。

う~ん、ミミのことが気になってのは確かなのに、隠れるのはなぜなんでしょう。
ドーネは隠れているつもりじゃないのかな?
複雑な乙女心があるのかもしれませんね。

寒くなり、暖かい場所を求めているということもあるのでしょう。
前回より動きは少なかったのですが、お互いを意識しているということは、
少しずつ慣れてきているのかもしれません。

お互いに好きな場所に落ち着き、
たまにお互いを確認し合うといった結果になりました。

動画でもどうぞ。

また経過をご報告しますね。

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